2009年12月07日

まっくらやみのにらめっこ

ハンバートハンバートのまっくらやみのにらめっこを買った。
くるりのトリビュートアルバムの鶏びゅーとで虹を歌っていて、
それがめっぽう良かったのでアルバムを買ってしまったのだ。

アルバムを買ったらえらいはまってしまった。

男女二人の、癒し系っぽいフォークデュオではあるのだが、
癒し系の枠を明らかにはみ出しまくっている。

歌詞やら歌声やらから、洗練されきっていなくて、なんだか毒というか、後味の悪いものがにじみ出ていて、それが心地いいのだ。

こういう、郷愁などではないのに人を落ち着かせるもの、うまく表現できないのだが、たとえば「懐かしくない昭和」とでも言えばいいだろうか。三丁目の夕日的要素をそぎ落とした感じ。懐かしくはないもの、でも落ち着くもの。学校の裏手にあるちょっとぼさぼさのつつじの植え込み。古びた、でも自動扉であく程度の新しさの三両編成の電車。なんかその辺。

癒し系ではない。心はざわめく。でも聴いているともっと聴きたくなってくる。
まったく上手く説明できないので、ライブに行ってみようと思う。

B0017U0ABGまっくらやみのにらめっこ
佐藤良成 ハンバート ハンバート
ミディ 2008-06-18

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↑昔のアルバムはただの癒し系だったが、最近大きく変わっているようだ。
posted by カミチョフ at 17:38| 東京 晴れ| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽(CD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月30日

水道が語る古代ローマ繁栄史

水道が語る古代ローマ繁栄史を読んだ。

以下アマゾンの紹介。ーーーーーーーーーーー
シビル・エンジニアリングとは、市民のための技術である。そのシビル・エンジニアの立場で、なぜ千数百年も追い越すことができないほど古代ローマ水道の技術水準が高かったのであろうか、という疑問の解明を目指したのが本書である。技術とは当然、思想に裏打ちされたものであるから、水道を必要とした考え方は、どのようなものであったのかも解き明かす。
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さすがの鹿島出版会。いや、初めて買いましたが、きっと鹿島つながりで建設関連の本をだしているということなんでしょう。

この本が面白い理由は二つあって、
ひとつは純粋にローマの水道の仕組みがよくできていて、感心するということ。
管理コストも含めたトータルの維持の仕組みを考えている点、未来の損益を考えて現代世代が負担して設備を作るという点、すばらしい限りだ。国債ばかり発行して30年たたない建設ばかり進める日本の政治家に爪の垢を飲ましてやりたい。
あと、普通にサイフォンの原理とか、水を分配する仕組みとか、ほほーという感じで楽しめる。

もうひとつの理由は、作者が楽しんで書いているのが伝わってくること。
ノンフィクションの本が面白い充分条件(必要条件というよりは充分条件でいいと思う)に、作者がそのテーマを心から愛しているか、というのがある。
この作者は間違いなくローマも水道も愛している。その愛を感じるだけで満足できる本。

日本の水道は平均年齢40歳くらいになっており抜本的な手当てが必要な時期にさしかかっているらしいので、こういった愛情をもった方にグランドデザインを考えていただきたいと思う。500年くらい使える水道をつくったらいいのではないだろうか。

4306093999水道が語る古代ローマ繁栄史
鹿島出版会 2009-08

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↑ソフトカバーの装丁がかなりいい感じ。読みやすいし。
posted by カミチョフ at 21:58| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 本(ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

石川県

くるりのライブを観に金沢に行ったのだが、そのとき足を伸ばして能登半島の先に泊まったりした。

行ったところと食べたものを備忘的に。

・輪島 ままや
輪島の市場に行くも昼過ぎのため、既に店じまい。雨もふっており、大変さびしい雰囲気。道をすこし入ったところに「ごはん」とだけある看板。民家風のたてもの。思わず入る。老夫婦というよりはじいちゃんとばあちゃんといった体の二人がやっているお店。刺身定食と焼魚定食。刺身は烏賊とヒラマサ、焼き魚は鰆、大変にうまい。なぜ魚に春と書く魚がこの時期にとれるのか、それは原子力発電所で使う冷却水に違いない、と言う話をきつい石川訛りで拝聴。

さか本
宿はさか本という、能登の先にある宿に。
テレビも冷暖房もない。トイレは共同のみ。ハードコアな宿。
でも隅々まで気配りがされていて、これがおもてなしか、と心身ともに暖かくなる。晩ご飯は地物や自家製中心のようで、決して派手さはないが、しみじみおいしくなる。おいしいものを食べたというよりも、おいしいの定義をこれにする、というような味。
なんというか、「へうげもの」の丿貫のもてなしをうけたような気分。

・珠洲市で珠洲焼を買う。好み。

道の駅いおりでお土産を買う。えびの煮干は今までくったどんなえびの煮干よりもうまい

・能登島で温泉に入る。いいお湯。七尾市の市場で魚を買う。

・くるりのライブ。

赤玉本店にておでんをくう。車麩なるものが石川特有の具らしい。だしがしみこんで、おでんの具として最高。おでん食いすぎて腹いっぱい。

・香林坊のバー、マクリハニッシュへ。シングルモルトを飲みすぎる。おいしい。

・竪町、新竪町をぶらついて、鮨を食いに。志の助へ。
うまい。うまいが、それまでさんざんうまい魚を食っていたため、うまさに麻痺していたかもしれない。

・兼六園見物のあと、フィニッシュはなぜかホワイト餃子。第7ギョーザの店へ。ホワイト餃子なるものはゆで餃子に途中で油をいれて揚げ餃子にするという調理法のようだ。ぱりぱり、さっくり、もっちりの感触が味わえる。感動する。そして安い。600円で腹いっぱいになった。世の中にはまだ知らないうまいものがある。

タグ:石川県
posted by カミチョフ at 02:07| 東京 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

くるり at 金沢Eightホール

くるりのライブを観に金沢に行ってきた。

ひそかな喜び企画として、「地方都市に行って地方のライブハウスで好きなアーティストのライブを観てくる」というのがあるのだ。
今回はくるりx金沢という、カレーとラーメンを一緒に食べるような企画。違う。

ライブハウスは金沢Eightホール。金沢では一番大きいのかな?片町の交差点のすぐ近くなので、町の中心にあると言ってよいだろう。
歴史のありそうな雰囲気のあるライブハウスだった。結構こぶりで、くるりをこれだけ近く観られるのはうれしい。

年齢層は、比較的高めだった。最近フェスとかでくるりを観ることが多かったので気づいていなかったが、バンドと一緒に年をとって来たということだ。

今回はシンプルな3人編成。他はキーボードもなし。こういう感じはとてもよい。
魂のゆくえからの曲を期待していたものの、あまりされず、昔の曲を多くやっていた。鶏びゅーとの影響か?ちょっと残念。
あと、岸田君ののどの調子が悪かったようだった。その分佐藤さんががんばっていたような気が。というか佐藤さんの歌がものすごく上手になっている気がした。
相変わらずのいい演奏で、小さめのハコで一体感もあったし大満足だったのだが、すこしずつさびしい部分もあったライブだった。


タグ:くるり live
posted by カミチョフ at 19:26| 東京 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽(生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

Mutemath at O East

Mutemathのライブを観にいった。11月18日、渋谷O-Eastだ。

昨年のサマソニ、今年のサマソニに続いて観るのが三回目だ。
彼らは日本の単独ツアーは初めてだったらしい。

いやー、最高だった。
サマソニでものりのりだったが、やっぱりのりのりだった。

ドラムはどう考えても頭がおかしい。
水を上からかけてブルーマンショーみたいになっているし、
客席にドラムと一緒に入っていくし。

ボーカルの人もキーボードの上で逆立ちしたりバク転したりするの、
冷静に考えるとやる意味が分からない。

演奏が上手いのでコミックバンドにならないが、
結構やっていることはひどいと思う。

というわけで大満足でTシャツも買ってしまいました。

売れるといいなあと思うが、そうするともっと大きいライブ会場になってしまいそうなので、売れなくていいや。

B002E2QHDGArmistice
MUTEMATH
Warner Bros./Teleprompt 2009-08-18

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前も紹介したが、しつこく。
タグ:mutemath live
posted by カミチョフ at 19:39| 東京 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽(生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする