個人的に建築というと、美術館やビルなどの大物より、住宅が好きだ。
中でも吉村氏の住宅は憧れる。
本を読んで、人柄にも憧れてしまった。まっすぐに人の生活を考えて、人が暮らすことを考えて建築をしてきたのだなあ、ということが伝わってくる。
本当にしゃべったままを掲載しているので、書き言葉として不自然な文法上の間違いなどもそのままなのだが、その分横で話をしているような雰囲気が伝わってきて、読んでいて暖かい気持ちになれる。
掲載されている南台の写真も素敵だ。
印象に残ったのは、「天井は高いほうがいいという考えがあるが、あれはお金があることを示すために天井を高くするというもの。低い天井でもよいものはよいし、日本の建物は低い天井のほうがよい場合がおおい」というような内容。
建築家という目線であれば、建物を広く見せるとか、吹き抜けで斬新なデザインを、となるのが普通だと思うが、シンプルに「天井を低くする」というのは相当勇気のいることではないだろうか。
こういう目線で常識を疑うことが必要なのだと感じた。
![]() | 火と水と木の詩―私はなぜ建築家になったか 新潮社 2008-11 by G-Tools |
↑一度ぜひ住んでみたい。憧れとはこのことか
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自分好みの書斎とかやっぱり憧れるけど、お金が無い。
明日の書斎よりも、今日の酒、かな。
・・・特にうれしくはないな。